ねじは昔も今もこれからも
技術を支え続けます

時計店の時代から100年、特殊なねじを作り続けてきました。
精密機器が進化するほど、ねじの重要性はますます高まっています。
次世代を刻む量子コンピュータやヒューマノイドAIロボットさえも、ねじなしでは存在できません。
時代が変わっても、技術を支える役割は変わりません。
私たちはこれからも、精密さと信頼を兼ね備えたねじを提供し続けます。

  • モリブデン
  • タンタル
  • ニッケル
  • タングステン

産業用レンズのオートフォーカス/ズーム機構

10–30 µm の精密バックラッシを「転造」で量産できるという強みは、
「中精度 × 大量生産 × 極端環境(薬品・真空・低温)」の装置群に直撃します。

光学・計測機器分野

光の波長レベルでの精度が求められるこの分野は、貴社の技術と非常に親和性が高いです。
用途: シネマレンズ(映画撮影用)やFAレンズ(工場での画像検査用)内部で、レンズ群を動かしピントや画角を調整する機構。
なぜ活きるか:映像撮影では、作動音がなく、非常に滑らかなピント送りが求められます。また、画像検査では、μm単位のピント精度が検査結果を左右します。

レーザー加工機・高精細3Dプリンタ

用途: レーザーヘッドや造形ノズルを動かすXYステージや、積層ピッチを決めるZ軸の駆動部。
なぜ活きるか:加工・造形の精度は、送りねじの精度そのものです。特に微細な加工や滑らかな曲面を持つ造形には、バックラッシの少ない精密な送りが不可欠です。

分光器・干渉計のミラー角度調整

用途:光を分光する回折格子や、光路長を変えるミラーの微小な角度・位置を調整する機構。
なぜ活きるか: 0.1度以下の角度調整やμm単位の位置調整が、計測データの精度を決定づけます。

人工衛星搭載機器の駆動部

極限環境で最高の信頼性と精度が求められる分野です。
用途: 展開式アンテナや太陽光パネルの角度調整、観測用センサーの向きを変えるジンバル機構など。
なぜ活きるか:一度打ち上げたら修理できないため、長期にわたる高い信頼性と動作精度が必須です。小型・軽量化にも貢献できます。

ドローン搭載カメラ・センサーのジンバル

用途: 機体の揺れを打ち消し、カメラやセンサーを常に安定した向きに保つ装置の駆動部。
なぜ活きるか:バックラッシが少ないことで、微振動を抑え、より滑らかで高画質な映像・データ取得が可能になります。
これらの分野のメーカーや研究機関は、常に「より精密に、より滑らかに、より確実に動かす」ためのコア技術を探しています。貴社の「すり合わせ」による精密送りねじは、まさにその要求に応えるキーパーツとなるでしょう。

設計、加工、部品調達、組立、配線、ソフトウェアのインストール、
デバグまで行えるのが池上精機の強みです